セ・リーグ理事会が6日、東京都内で開かれ、8月から本塁打のビデオ判定を試行することを決めた。本拠地6球場に機器を導入し、8月11日から実施。審判員による機器の習熟や問題点の検討などをした上で、導入時期を決める。

 テレビ中継の映像を使うビデオ判定は、チーフ審判員が必要と判断した場合に限り行う。パ・リーグは導入に消極的な姿勢を示しているが、巨人の清武英利球団代表は「やるからには、12球団が足並みをそろえた方がいい」と導入を呼び掛ける考えを示した。

 [2009年7月6日18時2分]ソーシャルブックマーク