日本プロ野球組織(NPB)は20日、東京都内で事業委員会を開き、日本、韓国など4カ国・地域の各プロリーグの優勝チームが出場して11月に開催されているアジアシリーズについて、開催時期の見直しなどを協議した。

 アジアシリーズは昨年、冠スポンサーがつかずに赤字決算となり、現行の開催方式では採算がとれるめどが立っていない。このため、開催時期の変更や大会の存続を含めた話し合いをした。

 事業委員長を務める清武英利巨人球団代表は「このままではいけないとの共通認識はある」と説明。12球団で意見を集約し、7月までに結論を出す方向で話し合いを続けることになった。

 [2009年4月20日20時17分]ソーシャルブックマーク