元巨人投手の角盈男氏(野球評論家)の長男で、エンゼルス傘下マイナーに所属する一晃(いっこう)捕手(21)が17日(日本時間18日)、3Aデビューを飾った。3Aソルトレークの一員としてリノ戦の9回に代打で出場。2球見逃しストライクの後、遊飛に倒れた。

 9日未明に交通事故死したエンゼルス・エイデンハート投手の葬儀がこの日、行われた。ソルトレークからも4選手が参列。その中にウィルソン捕手が含まれていたため、アリゾナでのマイナーキャンプで練習を続けていた一晃捕手が15日に3A昇格。この日、1試合に出場して、すぐにマイナーキャンプに戻るように命じられた。

 白鷗大を中退して臨んだ07年のドミニカ・サマーリーグで関係者の目にとまりエ軍入り。昨年はアリゾナでのルーキーリーグで22試合に出場し、打率2割4分1厘、0本、7点の成績を残していた。1試合とはいえ、3A昇格は期待の表れで今後に注目だ。