ロッテ瀬戸山球団社長が3日、あらためてエース清水直行(33)を放出しない方針を明言した。阪神がトレードで獲得したい意向を持っているが「彼はトレード対象じゃないですよ。引く手あまたであることはメディアを通して知っていますが、彼もロッテが大好きだし、我々は愛し合ってますから」と相思相愛ぶりを口にした。

 清水は今年取得した国内FAを行使せずに残留を決めたが、契約年数などをめぐり食い違いが生じていた。だが、2日に清水本人と瀬戸山社長が直接交渉を行い、大きく進展。瀬戸山社長は「大変友好的な話ができました。近々きちんとした発表ができると思います」と話し、2年5億円(推定)で大筋合意に達したものとみられる。