オリックスは21日、阪神2回戦が行われたスカイマークで試合終了後、テリー・コリンズ監督(58)の辞任を発表した。

 米大リーグ、アストロズなどで通算444勝を挙げたコリンズ監督は、チームの再建を託されて2006年秋に就任した。しかし、昨季は4月下旬から10連敗を喫するなどして低迷し、62勝77敗5分けの成績で、3年ぶりの最下位に沈んだ。

 巻き返しを図った今季は、カブレラ内野手や浜中治外野手を獲得。大幅な戦力補強をして臨んだが、開幕前に投手陣に故障者が続出するなど誤算が続き、この日も敗れて21勝28敗と浮上のきっかけをつかめないでいた。(共同)