日本ハム中田翔内野手(18)が10日、右手首の痛みと左前腕部の張りにより、初めて別メニュー調整となった。この日、全体練習から離れ、屋内練習場でティー打撃をしただけで引き揚げた。「全然大丈夫です。痛みはしれてます」と、軽症であることを強調した。水上2軍監督は、9日の練習に原因があったと分析する。フォーム固めに入ったため、打ち込みの量を大幅に増やしていた。同監督が「あれだけ練習したのはキャンプ以来」と振り返るほどの猛練習。その疲労もあって違和感を感じ、居残り練習をキャンセルして病院で検査を受けた。診断の結果異常はなかったが、この日は大事を取った。

 中垣チーフトレーナーも「もともと手首(の関節)がゆるい選手。同じような人はいくらでもいます。『気をつけていきましょう』ということ」と説明した。11日のイースタン湘南戦の出場は様子を見て判断する。